寒い!
むしろ顔面なんか刺すように痛い!
晴天の朝は放射冷却で気温がかなり下がるのは周知のこと。
雪国のこんな冬の朝は、
降り積もった雪の表面ががその気温でガチガチに固まり、
その上を歩けるようになります。
地元の言葉で”しみわたり”と言うのですが、
そうなると、田畑を覆う雪の上を歩けるようになるので、普段通る道なんか使いません。
朝が苦手な僕にとっては、有り難かったものです。
通学路をショートカットできたりするんですから(笑)
しかしながら東京で生活していると色々とヤワになるもんですね。
18年間は当たり前のようにこんな朝を経験していたのに、
今なんて耐えられないくらい寒いって思ってしまう。
眠気なんか一気に覚めてしまいます。
正月Uターンラッシュ真っただ中のこの日、
新幹線の予約が思うようにとれず早朝のUターンだったわけですが、
それにつきあって起床、見送りにきてくれる両親。
親元を離れて暮らすことで初めて気づく親の偉大さ。
そして家族という絆の温かさ。
そういえば、両親、祖母、姉、
あの日のことについて尋ねると、皆口を揃えてこう言った。
「もうこれでみんな死ぬんだと思った。」
これほどまでにリアルな言葉はない。
数えきれない人達が、計り知れない被害を受けた出来事。
幸運にも僕の家族はこうして今も変わらず元気に生きている。
僕にとってはそこに感謝してもしきれないくらいの幸せがある。
また次に帰るときも、変わらず元気な姿で迎えてください。
今日はいつもに増して強く思う。
新幹線の車窓から見える風景。
青い空と、白銀の世界。
愛すべき風景とそして家族。
紛れもない我が故郷だ。
次にここへ戻る時、少しでも大きくなれているだろうか。
いや、大きくならなければいけない。
トンネルを抜ければまたいつもの日常が始まる。
行こう。
この道のりが栄路となるべく。